テンス
(取材日:10月18日と19日, 2009)
釣った魚じゃあります。
鯛を釣っていると、テンスという魚が外道で掛かります。
学名 Xyrichtys dea (何て読むのかわからないけど、カッコいいスペルだ)。高知では「テス」などと呼ばれているらしい。
"高知の海を知り尽くす男"I少尉によると「旨い魚だ。鱗を付けたまま焼く。大きいのになると、刺身にして鯛と区別が付かない」らしい。ちなみに、当たりも鯛そっくりでして・・・
チョイと喰い渋った場面・・・
筆者:おぉっ、来たー!
I少尉:よし、鯛か?!
筆者:どうだ!俺に任せ・・・・あれれ・・・・小物?????
こうしてゲットした貴重な食材を、早速喰ってみることに。

鱗を付けたままの塩焼きは、筆者の造語で「地獄焼き」と呼んでいます(この言葉、普及してほしい気がする)。焼き加減が完璧だと、鱗がパリパリ、中がジューシーで美味しいです。
それか、鱗を焼き切って真っ黒くなったのから焼け残った身をほじくり出して食べるのが本来の「地獄焼き」でもあります。要するに、釣れ過ぎて食べ切れないし、鱗を取るのも面倒な時の料理法です。
今回は、丹誠込めて火加減を管理した「ミディアム地獄焼き」であります。
それで味ですが、
身が締まっていて淡白な味です。鯛みたいな高級感はないけど、身の味わいは、物凄く繊細です。鯛の味がわかる味覚をもってしても、この魚の魅力はわかるまい。
「旨いけど、何の魚だかわからない」って感じでした。タラやメナダやナマズ以上に何だかわからない、つまり、フィレオフィッシュを超えた典型的な白身魚です。USAのPeopleに受けると思います。養殖して輸出してみては?高知県知事に提案です。

これは「塩煮」です。
味が繊細なテンスに向いた料理法だったみたいですが、テンスらしさを楽しむなら、地獄焼きが良いと思いました。
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