高知風カレー
(取材日:6月27日, 2009)
カレーライスが食べたくなったので作ってみた。
スープカレー(カレー粉を入れた鍋料理)を除いて、ライスカレーを自分で作るのは、10年ぶりかも・・・

とりあえず出汁を取ります。高知の出汁と言えば、昆布と、本鰹じゃないけど似た魚の節(「ブシ」と読む)でしょう。干し椎茸は切れてます。
タマネギ(もちろん高知産)は最初から入れます。煮込んで形を失えば成功です。ホントは弱火で茶色になるまで炒めれば良いのだけど、とてつもなく面倒なことが既に判明しているため却下・・・高級洋食店じゃなくて、あくまでも「メシ」ですから。

肉は高知産牛。モモの角切りは100gで350円。ただし半額セール。
これを中華鍋で表面だけ焼き、出汁の中に入れます。
肉を煮る時は、徹底的にレアか、徹底的に煮込むか、どちらかが良いです。20〜30分加熱するのが最悪で、固くなります。煮込むと決めたら1時間以上が鉄則です。
(市販のルーは油が一杯です。炒めるときは可能な限り少ない油で!)

30分後、昆布と節(「ブシ」と読む)を取り出します。特に昆布はねっとりして来るので、このあたりが限界です。

1時間後、濃厚な出汁が取れつつ、肉も煮込んで味が出たであろうぞ!

ここで本日の特選素材。
エビは、「みませ」産です。産地は浦戸湾の中っす・・・沖目のエビに見えますがね・・・御畳瀬の漁師が獲ってきたんでしょうね。たぶん。
エビ出汁は煮込みの定番です。ただし、後でエビをつついて食べるのはカレーっぽくない。なので、後で取り出しやすいようにザルに入れて出汁を取ります。

筆者のこだわり・・・というか、買って来たのを食べられなくて処分するため・・・の「ジャガイモ」です。ジャガイモは30分間煮ることにしています(これはホントにこだわり)。
ジャガイモと出汁エビを入れて30分待ちます。

こうなりました。

メインの具のゴーヤ(苦瓜)とズッキーニをさっと炒めます。
カレーの鍋に入れた時に加熱されるので、完璧に火を通す必要はありません。
(市販のルーは油が一杯です。炒めるときは可能な限り少ない油で!)
ルーは、ヱスビー「ゴールデンカレー」。
「ボンカレーゴールド(大塚食品)ではない!」ちゃんと具は自分で作ってますよ!
とはいえ、ボンカレーゴールドを買おうとしてゴールデンカレーを買ったら最悪ですな・・・逆ならボンカレー食べれば良いので大丈夫・・・いや実は、学生時代に食べる物がなくなって、カレールーをおかずにしようとかじったら・・・最悪でした、マジで・・・脂の塊です・・・
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マジです。カレールーの正体を知ってから、市販のルーを使ったカレーを作らなくなったのでありました。
さらに!

カレー系の調味料「三種の神器」は「ガラムマサラ、一味唐辛子、胡椒」であります。これをとにかく振ります。さらに、おろし生ニンニクも加えます。

というわけで、高知風カレーライスであります。苦節2時間。
それで味ですが・・・
ところが、ルーと香辛料をいくら突っ込んでも、魚系の出汁の感じが残ります。本当に、そば屋のカレーの感じがしました。しかも辛口で!
お袋(生きてます)が言ってました「道昭は肉の脂身が嫌いだけど、カレーにしちゃえば味はわからなくなる」。
ところが、いくら香辛料入れても、出汁の味は消えないのです!
肉は絶品でした。カレーと良く合います。ところが、魚介の出汁が・・・旨いと思えば絶品なんだけど、バランスが悪いことこの上ない・・・ジャズのライブハウスに邦楽家が三味線持ってきてガンガン弾いているような・・・
結論、結局2合炊いた飯を全部喰っちまったので、評価は、定量的には筆者の日常の食事の数倍の「かつてない旨さ」です。
良くも悪くも恐ろしい!
アラフォーになって初めて判明した。
「日本料理はインド料理に対して、少なくとも互角である!」
(業務連絡)肉の脂身はだいぶ克服しましたよ、お母・・・
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