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2009年2月

2009年2月26日 (木)

マンボはアドリブでイタダキ!(インデックス)

(中身は何も変えてませんが、埋没防止のため日付を動かしました)

♪アー、ウー、マンボ!

こんにちは、マエストロマンボウです。
これから○回にわたって、ゴキゲンでマンビーなマンボソロについて、一緒に考えていきたいと思います。左の文章は「これから・・・考える」ってことです。なので上手く行くかどうかは別です。ま、何とかなるでしょう・・・

目次を作ってみました。各項目が別ウィンドウで開くので便利かな?

1. 基礎練習?
2. とりあえずやってみた
3. ちょっと修正
4. ジャズ系のフレーズを入れてみた
5. 再びやってみた
6. 大編成の変奏との重複に注意
【実演例】江戸の恵比寿天「ジンペイ」
【実演例】北海の不動明王「かとp」
【実演例】土佐の千手観音「紺野」

ついでに、ここまでの「格言」です。

☆全体
1) 大編成の変奏との重複に注意。

☆リズム編
1) リズムに2小節単位のスケルトンがある。(下の譜面の「・」は8分休符、「|」は小節線です)
 その1:「♪・・♪・・♪・|・♪・・♪・♪・」
 その2:「♪・♪・・♪・♪|・♪・・♪・♪・」
2) ラテンの頭抜き:小節や拍の頭の8分音符を休む。
3) ラテンの裏々:拍裏の拍の裏の音を重視(わかりにくいか・・・)
4) 最後にボン:フレーズははっきり終わる(何か音を付けるとやりやすい)。
5)八分ズラ:8分音符をズラズラ並べてアドリブが基本。

☆フレーズ編
1) 聖者の行進:最初の音→3度上→4度上と移る音列。
2) 基本はジャズ:定型フレーズ使えます。
3) 戻し戻し:単純な音階や分散和音を途中で戻して音域を節約。

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マンボはアドリブでイタダキ!(土佐の千手観音)

その後、一部の方(1名)からお褒めのお言葉を頂いたので、自分をもうちょっと褒める文章を書き足します。いや、それほどでも・・・もっと褒めて下さい、ハハハ・・・

♪アー、ウー、マンボ!

こんにちは、マエストロマンボウです。
これから○回にわたって、ゴキゲンでマンビーなマンボソロについて、一緒に考えていきたいと思います。左の文章は「これから・・・考える」ってことです。なので上手く行くかどうかは別です。ま、結果的に何とかなりました。マンボ!

さて、前回のウィンドファクトリー演奏会の反省会です。

凄く「※」
本文はあくまでも筆者の率直な感想であります。指導でも議論でもありません。

さて、演奏会で使ったマンボは「Too Late... The Mambo!」訳して「釣れたぜマンボウ!」です。

それでは、3人のフィッシャーマン達の竿捌きをとくとご覧あれ。

最後の3番目に登場するのは「土佐の千手観音」との異名を取る"紺野"氏。

紺野も本来は腕力の釣りなのですが、今回は船のオーナー(この曲の編曲者)なので、ゲストのホルン奏者の2人に座を譲り、大人しめな演奏を考えました。
あくまでも今回は編曲者自身での判断でして、たまたまの話です。ソリストはみんなが自由です。

ところで、自分の演奏なので客観的には見れませんが、演奏中に何を考えてたのかは思い出せます。演奏中は日本語で考えてるわけじゃないので(それじゃ間に合わない)、頭の中の翻訳です。

最初のフレーズはある程度心に描いてました。ただし、普通は全体の青写真を描いてて、そのとおりやらないのですが、今回は全体の青写真がない状態でソロの時間でした。この時点で不調は確定なんですが、それでも明るく頑張りまっせ!(頑張りは最重要です)

エキスパートを装うな!常にチャレンジャーであれ!
(♪チャレンジャー・・・軍隊行進曲か、いいねえ)

0902252pic1
" No bites. " 和訳:喰いが悪いな。
ピックアップトーンは吹いてません。
大人しめにやるならむしろ何か吹いてストップタイムしないようにすれば良かったかもしれないんですが、フレーズ出て来なかったのでやり過ごしました。頭が働かない状態で、何となくの一抹の不安を抱えながら・・・先延ばし・・・

T0902252pic2
" Mediun! Good job! "
前半のフレーズは事前に意識してました。明るいラテンな感じで。
後半は次の4小節へのアウフタクトです。
3小節目の最初の音はアボイドノートっぽいですが、Fのコードを「C7→F」に分割して考えてます。TonicのFに1拍遅れて進むので「Delaied resolve(遅れて解決する)」と呼ばれています。
4小節目は「戻し戻し」ですね。

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" Mediun! Good job! "
(気分)同じ感じで流してます。後半、簡単なフレーズにしたけど、攻める手もあったかも。思いとどまりました。それで良いかと。

T0902252pic4
" Mediun! Good job! "
概ね転調にはついて行っていると思います。ニアミスはあるけどミスはなし。
ホントはミスあり。一番右の小節もコードに合わせた方が良かった・・・ちなみに、詳細を把握しないままステージに上がりました。ゴメンナサイ・・・でも、現場で悪い感じはしないです。
(気分)一応、転調はスケールで整理していたつもりだった。
前半、同じ音型をリズムを変えながら繰り返しています。これも「戻し戻し」の1種で、客も聴きやすいし、自然とシンコペーションが出現してカッコいいです。

T0902252pic5
" No, small one! "
これもコード感から外れないで吹いてます。ただ、編曲者的なネタを知っての演奏で、緊張感がイマイチなソロかな。ライブ向けというより録音聴いてナルホド系。
(気分)ホントは(失念も多々あったため)結構な緊張感あった。現場では何とか捩じ込んで捌けてた感じもしてました。
率直な感想として「しかしまぁ、上手いもんだねぇ・・・」って感じかな。
偶数番目の小節の頭で「♭9」を使っています。このあたりで今回のソロのカラーが出ているのかもしれません。ただ、何がいけないのかわからんけど、3小節目がなんかイヤらしいのであまり好きじゃないです。この楽節の釣果では最も安定した型だけど、やっぱり" Small one(小物)" かな。

T0902252pic6png
" Mediun! Good job! "
普通かと・・・一部伴奏と合っちゃってるのが惜しいけど。
(気分)伴奏と合っちゃった瞬間はやばいと思ったけど、時既に遅し。自分のアレンジ曲は要注意ですな。悪くはないと思いますが。

全体の感想ですが、個性はあり、良くも悪くも誰が吹いてるかはわかりますね。
フレーズもこんなところかな。
個人的には自分の演奏なんで飽き気味ですが、どうっすかね???

紺野氏の釣果:マンボウ×5(中型4、小型1)
3人の釣果:マンボウ×16(超大物1、大物3、中型7、小型5)

お褒めの言葉は「いつもと違ってクールだね」でした。実は学生時代の前半はクールに歌うスタイルでした。それで、どうやってクールにするのかと言うと、

(1)「Delaied resolve」や♭9をちょっと目立つように使います。嫌味にならない長さや音型にするのがコツ。すると、むしろメロディーが柔らかくなってコードの捌きが「クール」になります。
(2)タンギングを微妙に使い分けてます。音量・音色の変化やフレーズの複雑化だけでなく、こうやって発音で表情を付ける方法もあります。

こんな感じでクールなソロができます。
「さあ皆さん、今日も柔らかいフレージングと舌使いでクールにマンボリマしょう!」と言いたいところなんだけど、

ビッグバンドや吹奏楽などの大編成で、しかも皆が一生懸命練習して年1回の演奏会で派手な曲でバンドに散々盛り上げられた後で「はいどうぞ」とやられた場合、クールは聴衆やメンバーからあまりウケないのです。いや、きっとどこかに「しみじみと紺野君大好き」という人もいるんだろうけど、積極的に批評する客層やバンドを盛り上げようと頑張っている幹部連中と同一人物ではないと思われます。
ってことは、ある程度派手吹きができないと最悪の場合「そもそもソロが回って来ない(笑)」ということになり、クールもへったくれもなくなります。惜しむらくは今回もっと音数を減らしてもっと抑制を利かせる方法もあったんだろうけど、何となく音数埋めちゃうのは、長年の経験での「生活の知恵」なのかもしれません。

悲しいけど経験者は語る。

ただ、派手だろうが地味だろうが、音楽性は同じだと思うんですがね。
もちろん、上手い下手を決めるのは聴衆、曲を決めてソロを振るのは幹部連中なんで、私ごときがどうこう言う話じゃないんだけど・・・
ま、こんな吹き方もあります。

そして、最後に言いたいこと。

「フォルテを封印した独奏でもここまで微妙な表情付けができるんだから、バンド全体だったら、派手一辺倒でない色々な色彩感が出せるんじゃないでしょうか?」

・・・完・・・また来年もラテンやりたいですね。

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2009年2月25日 (水)

マンボはアドリブでイタダキ!(北海の不動明王)

♪アー、ウー、マンボ!

こんにちは、マエストロマンボウです。
これから○回にわたって、ゴキゲンでマンビーなマンボソロについて、一緒に考えていきたいと思います。左の文章は「これから・・・考える」ってことです。なので上手く行くかどうかは別です。ま、結果的に何とかなりました。マンボ!

さて、前回のウィンドファクトリー演奏会の反省会です。

凄く「※」
本文はあくまでも筆者の率直な感想であります。指導でも議論でもありません。

さて、演奏会で使ったマンボは「Too Late... The Mambo!」訳して「釣れたぜマンボウ!」です。

それでは、3人のフィッシャーマン達の竿捌きをとくとご覧あれ。

2番目に登場するのは「北海の不動明王」との異名を取る"かとP"氏。

かとPの釣りは魚と対等に戦う「」の世界だ(「ちから たい ちから」と読む「蚊対蚊」ではない)。固いロッドと細いラインで強引にやり取りする姿は周囲をヒヤリとさせるが、ターゲットは常に彼の掌の上にある。まさに、フィッシャーマンの遺伝子を持つ男だ。さぁ、彼のロッドが大きく曲がったぞ!

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" No bites. " 和訳:喰いが悪いな。
ピックアップトーンは吹いてません。前にジンペイ氏がいるので必要ないんですが、ジンペイ氏は早めに切り上げて、かとP氏の1歩ドライ(って、全国に通じるドッジボールルールなのかな?)を許しています。なので、後発が吹き始めて間を埋める感じもアリです。
ま、忘れたか、面倒臭くなってやめたんでしょう・・・彼の釣技は細かいこと気にしないのです。

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" Oh! big one! "
すかさずHigh F(ホルンはF管なので記譜上C)とは、相変わらずの豪快な持って行き方だ!
「高い音出せば良いってもんじゃない」という御指摘はごもっともですが、私見では「アドリブ」だと思いました。かとPのアドリブな心は筆者には伝わりましたよ(具体的には日本語じゃ書けません、スミマセン)。

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" Oh! big one! "
形に囚われないという言葉は彼には似合わない。
音の種類が少ないフレーズでも彼が吹くと圧倒的な躍動感を演出する!凄い!
ついでに、ここまでは4小節単位で捌いている感じがします。このあたりが、ジンペイ氏よりもアドリバーとして一日の長があるところかもしれません。

ところが・・・

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" No! Small one! "
さらに音の種類が減り、リズムも???
元々彼はリズム感とは関係なくカッコイイ演奏をするタイプなんですが、今回は見失っている感が出てるかも。ひょっとして転調を見落として現場で慌てた???
フレーズが繋がってるところは流石ですが・・・不安感を誘います。

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" No! Small one! "
さらに危ない感じに・・・音の種類は減り、軸になる音もコードトーンに乗っていない。
かといってテンションを狙っている感じでもなく、変調かもしれません。
ただ、最初の小節のたった1種類の3音で流れを一旦元調に戻しているところは、スリリングなやり取りを平気でこなすかとPらしさがそこはかとなく発揮されていると思います。譜面に落としてみると、戦いの傷跡が感じられ、即興感の1つの現場なのかもしれません。

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" Mediun! Good job! "
最後のキャッチングはオーソドックスに決めてきますね。
彼の長所は、当日のコンディションや事前調査時間がどうであろうと、何かしら掛けることなんですね。魚の動きでやり取りしにくい状況になっても、少なくともラインのテンションが緩むことなくリールは巻き続け、最後に獲物は捕る。これは学ぶべきことなのかもしれません。

全体の感想ですが、竜頭蛇尾かも。
転調をきっかけに変調が感じられます。ですが、「竜頭」は特筆に値しますね。単に音域だけじゃなくて、豪快な吹奏感と即興感が楽しめます。ホルンとアドリブの両方を知る男の技なんでしょうか。良型の連続キャッチは聴き応えがあります。
でも竜頭蛇尾だと思います。後半はやや複雑な即興展開で攻めるとかのストーリーもあったかもしれません。
最後にフォローすると、究極の選択として、「蛇頭龍尾」より「竜頭蛇尾」の方がマシです。(耳が良い方もいらっしゃると思いますが)アドリブは最初の印象で決まってしまう面があります・・・あんまり褒めてないか、スミマセン・・・

かとP氏の釣果:マンボウ×5(大物2、中型1、小型2)

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マンボはアドリブでイタダキ!(江戸の恵比寿天)

(昨日一旦アップしたけど、文章をさらに大袈裟に書き換えました。「釣りロマンを求めて」)

♪アー、ウー、マンボ!

こんにちは、マエストロマンボウです。
これから○回にわたって、ゴキゲンでマンビーなマンボソロについて、一緒に考えていきたいと思います。左の文章は「これから・・・考える」ってことです。なので上手く行くかどうかは別です。ま、結果的に何とかなりました。マンボ!

さて、前回のウィンドファクトリー演奏会の反省会です。

凄く「※」
本文はあくまでも筆者の率直な感想であります。指導でも議論でもありません。
また、演奏に比べて文章が大袈裟なのは、ウィンドファクトリーの技術屋の有村氏が語る「真剣に遊ぶ」趣旨であります。「どうせやるなら本格的に!」

さて、演奏会で使ったマンボは「Too Late... The Mambo!」訳して「釣れたぜマンボウ!」です。

それでは、3人のフィッシャーマン達の竿捌きをとくとご覧あれ。

最初に登場するのは「江戸の恵比寿天」との異名を取るジンペイ氏。

強引に音数を埋めるだけでなく、理知的で合理的な竿捌きで1音1音を確実に仕留める彼女のスタイルは、スローテーパーのロッドの量感と相俟ってますます好調。学識に裏打ちされた(これはホント)プロフェッショナルなフィッシャーマンの仕事には、ウォームなホルンサウンドの奥深くにクールな凄みが潜む。

T090224pic1
" Medium! Good job! " 和訳:中型だが釣ったぞ!
ピックアップトーンは属音中心のシンプルな感じ。
それより、次回・次々回記事で紹介しますが、ピックアップトーンを吹いているのは3人のうちジンペイ氏だけです。
「かとP、紺野、真面目にやってるのか!?」というご指摘はもっともですが、全体プログラムの関係で3人ともこの時点でかなりヘロヘロでして、比較的疲労度が小さい(?)ジンペイ氏だけがピックアップトーンも吹いたみたいです。さすが若い・・・

T090224pic2
※最後の音に#が付きます。筆者の耳コピより実際の演奏が正しい。
" Medium! Good job! "
ホルンらしいトリルから、3,4小節目には「ラテンの頭抜き」を取り入れながらの「戻し戻し」様子を見ています。8分音符の捌きもジンペイ氏のホルンらしい量感溢れる捌き方で、好調なすべり出しです。

T090224pic3_2
" No, small one! " 和訳:うわっ、小物!
前半はシンプルながら、ホルンらしいグラマーなフレーズかと。
後半、理論の禁則はなさそう&譜面をコンピュータに演奏させても違和感ないんだけど、実際の演奏は何となく不安定な感じがします。音程のせいかね???
或いは、フレーズの係り受けかもしれません。前半のフレーズの終止感が強いので、その後にくっつけた短いフレーズとの相性が悪いのかも。前半のフレーズを吹き終わってから一呼吸置いて、最後の小節にアウフタクトを入れて次の小節に繋ぐ手もあったかもしれません。

T090224pic4
" Oh, super big! " 和訳:超大物だ!
お見事!
転調にも綺麗に乗っているし、何よりも「8分ズラ」に4分音符を加えた上行形のフレーズの展開のさせ方は、太い即興感だと思います。3人足しても数少ない「まともな展開のソロ」か(笑)。

T090224pic5
前半は何となくイマイチ感あるような気がします。ちなみに理論はOKです。
たぶん、ここも係り受けの関係で、前の小節の最後の音を導音に使う感覚で、流れを切らないまま高域で吼えるなり「8分ズラ」を繰り出すなりして、勝負に出るのもあったかもしれません。

ところで・・・この部分、3人とも何かイマイチみたいです。そもそも読みにくいコードなのかもしれません。ということは編曲者(筆者)が悪い???

後半は持ち直していると思いますし、カッコイイ・・・ただ・・・係り受け上、前半が実演例じゃないと後半のフレーズが思い浮かばないかも。そういう呼吸もアドリブの面白いところです。
T090224pic74小節目はコード感を出すなら左の譜面で行く手もあったかもしれません。もちろん、実演もありです、というか、今までのベタな感じで行くなら実演みたいに臨時記号付けない方が良いのかもしれません。

T090224pic6
" Oh, big one! " 和訳:大物だ!
そしてフィニッシュ!
(ただし、いきなりツッコミ)
おいおい、最後の音って、思いっ切りアボイドノートやんけ・・・しかも、ロングトーンで、しかも、オクターブ跳躍までして・・・血迷ったか???
と言いたいのは山々なんですが、気休めじゃなくて大丈夫だと思います。
この場合、中心音はベースが弾きますが、スケールやガイドトーン(第3音など)はソリストが選べます。なので、アボイドノートは別にありません。はい。
そして、私見ながら、この音って、ドミソの杓子定規や正しいテンションの気障さに比べて、乙に澄ました江戸っ子の粋が感じられます。頑張っているWFのメンバーを尻目に、斜に構えたジンペイさん、いなせだねぇ。
というわけで、ジンペイさんが釣ったのは江戸前のマンボウみたいです。
・・・実は音程の問題だったりして(笑)・・・

全体の感想ですが、凄く余裕感あります。
音色の幅、発音や音の処理の多彩さなど、器の大きさを感じるソロです。マンボウの肝和えが食べたくなります。
控えめな表現の中に江戸前の粋を感じさせる、優しいソロかな、と思いました(アドリブの褒め言葉っぽくないですが)。あえて改善案を示すなら、2小節単位でフィーリングが切れてしまう感じがするので、4小節単位で自然に繋がるフレーズで捌いていく手もあるかな、と感じました。

ジンペイ氏の釣果:マンボウ×6(超大物1、大物1、中型2、小型2)

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2009年2月19日 (木)

イタリア風ポークソテー

(取材日:2月18日, 2009)

何故か完熟トマトを1箱もらった・・・何だか凄く美味しそう。喰ってみると、甘味と酸味が濃厚で、すごーく旨いです。高知県日高村産。
ところが・・・今週末はウィンドファクトリーの演奏会で東京まで遠征するので、とても食べきれる量ではない。

そこで、去る2009年2月16日、トマトソースを作ってみた。冷凍しなくても2週間ぐらい持つらしいので、当分の間、夕食はこれである。

G090219pic1イタリア風ポークソテー
豚のロースを焼いてトマトソースをデフォルトのままかけるだけ。
(昨日の太刀魚の時、ネタの上に大量に乗っかったトマトソースが邪魔で骨を見失うハプニングがあったので、ネタとソースは別々に持って必要量だけかけるように改良した。)
これで十分旨いです。
ポークソテーといえば、ビフテキに匹敵する高級感のイメージあるけど、トンカツ用のロースを自分で焼けば簡単ですな・・・単なる焼き豚。
いずれにせよ、皿の上が真っ赤。できればアスパラなどの緑の野菜も使いたい・・・ですが、アスパラは夏の野菜ですな。

G090219pic2フライパンに残った豚の脂でご飯を炒めてトマトソースを絡めたピラフ(じゃなくてチャーハン)と、トマトソースを薄めたスープ。
特段旨かったわけでもないけど、トマトのおかげで簡単料理にしてはコクがあります。腹も減ってたし、完食。

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2009年2月18日 (水)

トマトソースを作ってみた

(取材日:2月16日, 2009)


G090218pic1 G090218pic2
何故か完熟トマトを1箱もらった・・・何だか凄く美味しそう。喰ってみると、甘味と酸味が濃厚で、すごーく旨いです。高知県日高村産。
ところが・・・今週末はウィンドファクトリーの演奏会で東京まで遠征するので、とても食べきれる量ではない。

そこで、トマトソースを作ってみた。
その前に5時ダッシュでお買い物。オーリーブオイル、ニンニク、バジル、ローリエ、胡椒。

○作り方
G090218pic3(1)みじん切りにしたニンニクをオリーブオイルで軽く炒める。
(2)トマトを湯むきする。
(3)ニンニクを炒めた土鍋に湯むきしたトマトを手でつぶしながら入れ、塩(後で応用しにくくなるので入れすぎないこと。小さじ1〜2杯で十分)、バジル少々とローリエ1枚と胡椒少々を入れ、焦げないようにかき混ぜながら中火で、それっぽい雰囲気になるまで煮る。
以上で出来上がりです。というか、完全なアドリブです。

G090218pic4出来たものがこちらにあります。
だといいんだけど、20分ぐらいひたすら鍋をかき回し続けます。油断するとすぐに焦げかけます・・・そんなこったろうと思ってワインを買っておいた。左手にヘラ、右手にワインは、トマトの香りを肴に・・・コルクを抜く時とか2杯目を注ぐ時に焦げないか心配だったけど、そのぐらいなら大丈夫みたい。

あ、鍋の中のpHが相当低くなるので、防錆加工していない鉄鍋やアルミ鍋は使えません。

G090218pic5とりあえず、太刀魚のムニエルと合わせてみた。
ムニエルの出来はイマイチというか、これもアドリブのプロトタイプで、フライパンで魚を焼く日が来るとは想像だにしていなかったもので、ちょっと焦ったかも・・・

トマトソースは、(同じもの喰った何人が賛同するかは不安ですが)感動的に旨いです。これまでごくたまに喰ってきたイタリア料理の概念が完全に覆る味です。

ちなみに、ネットで調べたら、本当はタマネギも入れるみたいだけど、一説によるとタマネギ入れない方が本格的イタリア風みたいです。

というわけで、当分の間はなんちゃってイタリアンな夕食が続きます。

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2009年2月15日 (日)

釣り(2月15日, 2009):高知新港(敗北)

○本日の釣果(13:00~14:00):ボウズ(南無阿弥陀仏)

とりあえずエギングのロッドと餌木を買って試してみましたが、ダメでした。
コイツは前途多難である。ダメだこりゃ。
ちなみに防波堤は釣り人で一杯でしたが、誰一人釣れてませんでした。廃忘・・・

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2009年2月14日 (土)

釣り(2月14日, 2009):高知新港(敗北)

○本日の釣果(16:00~17:00):ボウズ(南無阿弥陀仏)

とりあえずエギングのロッドと餌木を買って試してみましたが、ダメでした。
次の転勤までには1匹ぐらい釣りたいですな。まぁ、大物1匹釣れれば元が取れるぐらいの投資額でもありますし。

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イイダコ

(取材日:1月20日, 2009)

G090214pic1
このイマイチな感じがする小型の軟体動物は「イイダコ」である。
特に関西方面では、本格的な旨さのマダコの旬は夏。冬場はこの「イイダコ」の出番なのです。100グラム80円。大衆魚ならぬ、大衆ダコ。沿岸で良く釣れるタコなんですが、このネタは魚屋で買ってきた。最近釣りは戦線連敗で、貧果の花道をまっしぐらなのです。

まず、イイダコを捌きます。捌かないでそのまま茹でて墨で真っ黒い潮汁を作る漁師料理もあるようです。

G090214pic2
まず、頭(正確には胴)をひっくり返すと、白い玉と黒い玉が出てきます。白い玉が飯(「いい」と読む)で、卵巣です。黒い玉は墨袋その他の生体維持のための臓器です。墨袋を取り除くのが本格的な料理法です。

G090214pic3 G090214pic4 「g090214pic5.jpg」をダウンロード
目と目の間に包丁で切り込みを入れ、その切れ目を利用して、手を使って目ん玉を強引にくり抜きます(真ん中の写真)。ちなみに、真ん中の写真の上の方にちょこっとある白い塊はたぶん脳です。目より小さい脳って一体・・・
一番左の写真の真ん中にある黒ポツは口です。これも手で強引に取り除きます。

G090214pic6足の先端を包丁で切り取る。ちなみに最先端の研究によると、8本の足のうち2本は手で6本が真の足らしいです。

G090214pic7その後、ひっくり返した頭を戻して飯(「いい」と読む)が頭の中に入るようにして、大量の塩を振りかけて揉み、ヌメリを落とします。

G090214pic8_2 G090214pic9_2
あとは茹でるだけ。茹で時間は、煮立ったお湯にタコを入れ、再沸騰したらその時点で出来上がり。長々と煮ると固くなるそうです。臭み消しは、脊椎動物と違ってあんまり深く考えなくて良いと思います。
おぉ、旨そうだ!

G090214picaこれが「飯(「いい」と読む)」です。米粒ぐらいの大きさで、本当にご飯に似てます。
ところで、下ごしらえの時に何故飯(「いい」と読む)を頭に戻すのかというと、茹で上がった時に頭が縮んで飯(「いい」と読む)を包み込むようになって、これをぱくっと食べると、頭の食感と飯(「いい」と読む)のコクの一体感が絶妙なのです。

・・・ただし、1点だけ大きなミスがありました。塩揉みした後は、丁寧に洗って塩を完全に落として下さい。そうしないと残ったヌメリに付着していた塩が、凄くしょっぱかったです・・・下手に下ごしらえするより、所詮、筆者には漁師料理が向いているのかもしれない・・・廃忘・・・

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2009年2月12日 (木)

ホウボウ(その2「活」)

(取材日:2月5日, 2009)

ホウボウという魚はだいぶ前に紹介しましたが、今回は活けが手に入りました・・・とはいえ、釣ったわけじゃなくて、近くのスーパーに活きたやつがトロ箱で泳いでて、1匹300円はお買い得らしい。
それで、トロ箱の脇に氷ばさみが置いてあって、これで全長30cmぐらいのホウボウを掴んで(あっさり捕れます)、近くにある細長いビニール袋に入れてレジまで持って行く。その後、暴れるホウボウをレジ袋に入れて帰宅する。
きっと、高級感あふれる奥様方は、暴れるホウボウを買い物袋に入れたまま立ち話するのであろう。←ホウボウが死なないうちに帰りましょう。いや、いくら立ち話しても良いから、その前に血抜きしましょう。トロ箱の脇に包丁があると便利だと思う。

確かにホウボウは「ボウ!」と泣きます。
その動画.mp4

G090212pic1 G090212pic2
筆者に一撃で倒され、解体されたホウボウ。
卵があるので♀です。右の写真はウキブクロで、かなり強力な感じがします。湯がいてくったら結構旨かったです。

G090212pic3とりあえず刺身。
活けの刺身なので、あんまり味がしません。ホントは暫く置いて身が死んで甘味が出てからの方が旨いです。でも、それはそれでこれはこれ。どんな方法にせよ、活けが手に入ったときは、さっさと刺身で食うことにしています。それは、補食動物の感覚を養っておくためです。確かに現代社会は市場流通で、それによって多くの人間が高級感溢れる食事をしながら生きていけるのだけど、本来、魚は自分で捕まえて食べるもの。

人類はスカベンジャー(死体食動物)ではないのである。

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百手

(取材日:2月11日, 2009)

S090211pic1四国の山奥、大豊町には「百手」というお祭りがある。
町指定の無形文化財らしい。ついでに商工会のホームページにも解説があります。詳しくは解説を参照して頂き、私なりの感想をば・・・
ちなみに、これは熊野十二所神社で行われる「桃原百手」である。

S090211pic2 S090211pic3
まずは神主さんがお祓いをして、その後神主さんが始球式ならぬ「始弓式」を執り行う。これがボンボン当たる!・・・と思いきや、太鼓を叩いてたりして・・・

的はこんな感じ。
S090211pic4_2 S090211pic5_2 S090211pic6
距離は目測約20m、的の大きさは目測1mぐらい。さらに、的の中に的があり、最初は扇が付けられる。これは初イゴ(射子?)、すなわち初参加者がいる回に付けるらしい。通常の的の中の的は木切れの真ん中に黒く塗ってあるやつで、神社にお参りした時に奉納するのだそうな。それで、これに当てた人は奉納金をもらえるらしい。金額は決まってないけど、縁日の射的と1桁違いぐらいのようです。

S090211pic7
その後、裃を着た2人の射手が現れ、お互いに上手と下手を交差しながら射場を横切るように1往復する。その後、2人の間にずらっと射手が現れ扇の的を狙い(那須与一?)、合計5人で第1斉射である。写真の一番右の人が最初に射つことになっています。その後は皆がバラバラに射ちます。

S090211pic8
おぉっ、「全員外した?!」
ここでローカルルール。射手は先攻5人、後攻5人の2組で1イニングなんですが、扇があるイニングだけ、命中したフェーズでイニングが終了してしまうため、先攻プレイヤー(「前」と呼ぶ)射撃フェーズでは、後攻プレイヤー射撃フェーズ(「後」と呼ぶ)まで順番を回すために、わざと外すのだそうです。
射手曰く「当てようと思えば当てられるんだけどね!」

S090211pic9第3イニングの各フェーズでは、射手が1人2本ずつ(高知弁の聞き取りが怪しいけど)「サンド(or ボウバシ)」を自陣の手前の地面に刺す行為をして、その後に斉射します。ちなみに、このサンドはヤマハゼで作られていて、通常この木は漆と並んでかぶれる木なんですが、このお祭りでかぶれた人は未だかつていないそうです。

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第4イニングの先後フェーズでは、各射手がサンドを自分の弓にくぐらせてから斉射します。この時、的が客だとして下手(しもて)から順番にやっていき、先の人がくぐらせたサンドは後の人が使えないようです(現場で若干のミスあり)。
その後、サンドを片付けて第5イニングの先後各1斉射があって、第1シナリオの終了です。

S090211picc
酒を飲んで休憩する射手達。いくらブログの取材でも、弓より前には行きたくない感じがする。

ここまでの所要時間約1時間。発射弾数はここまでに、各射手が1フェーズに甲矢(はやて)と乙矢(おとや)の2本を射つから先後合わせて1イニングに40発、これを5イニング繰り返すから200発です。
第2シナリオ以降は、扇やサンドの儀式はなく、先後のフェーズをひたすら繰り返します。
祭りでは2千本を発射つことになっています。単純計算で10時間かかるのですが、それでは日が暮れてしまうため、一昔前は夜間に日を焚くなどして真面目に射ってたようですが、現在は適当なところで書類の帳尻を合わせて全部射ったことにするらしいです。

S090211picd S090211pice_2
ちなみに、矢を2千本準備するのかというとそうでもなく、左の写真のように係員が拾ってきて何回も同じ矢を使います。というのは、矢は個人所有で、1本1万円するんだそうな!
係員、かなり大変です。命中判定も係員の仕事です。もちろん、射手は自分で着弾がわかる筈なんですが、きっと彼らは「握ってる」ので第三者の判断じゃないと拙いのだと思います・・・武装してるし酒も入ってるし・・・右の写真は係員のサイトです。太鼓は1発射つと1回叩きます。トタンの盾が付いてるけど、この程度の装甲では貫通すると思う。

以下は考察というより想像です。
このお祭りは400年以上前から続いているそうです。
400年前というと西暦1600年ぐらい。西暦1600年は関ヶ原の戦なので、祭りの発祥は戦国時代以前ということです。すると、戦国時代の戦闘が思い浮かんできます。
着弾は概ね20m先の直径1mの的に散らばります。弓道関係者の方が「ヘタクソ」と言う前に・・・皆アマチュアです。しょうがないです。そして、戦国時代だって毎日戦争してたわけじゃないし、住民だって日がな一日弓道やってるほどヒマじゃなかっただろうし、弓矢も高価なものを買えたわけじゃないでしょう。命中精度はこんなもんだったのでは?

そして、1mの範囲に散らばるのは「ナイス」なんだと思います。

敵は騎馬とか徒歩の弓矢や投石とか槍とか刀剣で自陣の制圧を狙って攻めてきます。敵は自陣周辺の森林や岩などを利用して物陰から物陰へと走り回りながら有利なポジションを狙ってくるでしょう。放っておくと良い位置を占められて自陣が孤立します。ただし、実用射程外で動く敵への無闇な射撃は禁物です。

敵が20mぐらいの距離で体を晒す動きをした時が絶好のチャンス!

これより近づかれると、本来は移動の負担が大きくて相対的に命中精度に劣る敵の武器、例えば流鏑馬とか投石、下手すれば走り込んでの槍や刀なんかに対する自陣のアドバンテージがなくなってしまう。

「射てー!」

この時、各自がじっくり狙って射つよりも、一斉に射って弾幕を張った方が当たりやすいのではないでしょうか。元祖、機銃陣地なのかもしれません。

おそらく、これを崩すには、敵を上回る射程を持つ高機動武器(弓矢に対するアサルトライフル(自動小銃)とかサブマシンガンとか・・・現代に置き換えると機関銃に対するMRF(多目的戦闘機)やMBT(主力戦車))を持つ戦国自衛隊状態か、圧倒的多数での飽和攻撃しかないであろう。

現代に置き換えると、お互いにアサルトライフルを持ち合っての山岳やジャングルでの攻防で攻撃側がなかなか勝てない状態ですかね。元祖山岳ゲリラ?(ゴメンナサイ)。

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2009年2月 7日 (土)

シャーマン的寿限無

毎度、馬鹿馬鹿しい笑いをば・・・

大家(「おおや」と読む):おぅ、ジンペイさん、おめぇ、今度バンド作るんだってね?
ジンペイ:そうよ、それが何か???
大家:バンドの名前はなんていうんだい?
ジンペイ:シャーマンブラスだよ。
大家:ふーん、しけた名前だね。それで、ジャンルはクラシック、それともジャズかい?
ジンペイ:当然クラシックよ。文句あるかい?
大家:そうか。それなら「コンセルバトワール」ってことだな?
ジンペイ:何だよ、それ?
大家:「伝統的」ってことさ。頑固一徹、クラシックにこだわるってことだよ。
ジンペイ:なるほど・・・
大家:そして、「シンフォニック」なんだろぅ、え?
ジンペイ:そりゃ、そうさ。
大家:さらに、「フィルハーモニー」ときたもんだ。
ジンペイ:そう、そう、そういうこと。でも、フィルハーモニーって何?
大家:ったく、おめぇもあんまり学がねぇなあ・・・「シンフォニック」っつーのは、「交響的」ってことで、要するに色々な楽器が響き合って高級感溢れてるってことで、フィルハーモーニーっつうのは、同じ楽器で和音が完結する人数を揃えた本格的な楽団ってことだ。
ジンペイ:なるほど・・・
大家:クラシックと言えば、まずは世界の文化の中心のパリだ。そして、おめぇが目指してる「金管アンサンブル」ってやつは、イギリスから始まった音楽で、イギリスの首都はロンドンって決まってる。うーん、あとは、世界最高のクラシックがある街と言えば、オーストリアのウィーンだね。あそこには世界一の交響楽団がある。なかなか切符が手に入らなくて、儂も聴いたことないがね。
ジンペイ:なるほど・・・
大家:ところで、おめぇの楽器は何だい?
ジンペイ:トロンボーンだ。
大家:ほう、管楽器か。管楽器って色々な楽器の中でも難しいやつで、へぇ、管楽器吹けるってぇのは、大したもんだね。
ジンペイ:いや、それほどでも・・・
大家、管楽器を英語で「ウィンド」って言う。
ジンペイ:なるほど・・・
大家:それにしても、トロンボーンってのは、いい楽器だねぇ。ボーンってのは英語で骨のことさ。聴衆の骨、英語でボーンがトロンと溶けるぐらいいい音する楽器ってことだよ。
ジンペイ:なるほど・・・
大家:それで、おめぇがやるのは、テノールかね?それともテナーバス?いや、バスかな?
ジンペイ:何それ?俺のはトロンボーンだ。
大家:あーあ、知らねえってのは悲しいね・・・トロンボーンには、ベーカンシングルのテノールと、ベーカンとエフカンを切り替えられるテナーバスと、2つ以上のバルブが付いてて低次倍音を音程よく使えるバストロンボーンの3種類があるんだよ。
ジンペイ:なるほど・・・
大家:そんなことも知らねえとは・・・ひょっとしておめぇのトロンボーンはバルブかいな?
ジンペイ:何それ?
大家:そうか。ま、普通に「スライディング」トロンボーンってことだな。
ジンペイ:草野球じゃないよ。俺は音楽家なんだから。
大家:ったく、知らねえってのは困るねぇ・・・普通の金管楽器はピストンかロータリーで音を変えるのよ。でもトロンボーンだけはスライドで音程を取るから・・・要するに、口で歌うのと同じよ。人間の歌と同じような演奏ができる、いい楽器なんだよ。
ジンペイ:なるほど・・・
大家:それで、おめぇは1人でやるんじゃなくて合奏なんだろ?
ジンペイ:そうだよ。
大家:じゃあ、合奏は英語で言うと「アンサンブル」だ。そして、楽団は英語で「オーケストラ」だよ。ところで、人数は?
ジンペイ:4人だ。
大家:そいつは粋だねぇ・・・合奏の理想は4人さ。これを英語で「カルテット」と言う。1人はソロ、2人はデュエット、3人ならトリオ、4人は「カルテット」、5人はクインテット、6人はセックステット、7人はセプテット、8人はオクッテット、9人はナインテット、10人はテンテット・・・ところで、今何時だい?
ジンペイ:11時だよ。それが何か?
大家:あと1時間で12時か・・・それで、13人はトライデクテット、14人はクォーデクテット、15人はクインデクテット・・・
ジンペイ:テットテットテットッテット・・・
大家:大丈夫か???まぁ、おめぇの頭じゃこのへんで無理かな。何にせよ、クラシックならカルテットが最高だ。俺はカルテットしか聴かないよ。
ジンペイ:・・・・・・・・・・
大家:おい、最初から言うぞ・・・

そして、演奏会が始まった。

ジンペイ:えー、本日は「シャーマンブラス・コンセルバトワール・シンフォニック・フィルハーモニー・パリ・ロンドン・ウィーン・ウィンド・テノール・テナーバス・バス・スライディング・トロンボーン・アンサンブル・オーケストラ・カルテット」の演奏会にお越し頂き、有り難うございます。
えー、「シャーマンブラス・コンセルバトワール・シンフォニック・フィルハーモニー・パリ・ロンドン・ウィーン・ウィンド・テノール・テナーバス・バス・スライディング・トロンボーン・アンサンブル・オーケストラ・カルテット」の特徴は・・・
えー、「シャーマンブラス・コンセルバトワール・シンフォニック・フィルハーモニー・パリ・ロンドン・ウィーン・ウィンド・テノール・テナーバス・バス・スライディング・トロンボーン・アンサンブル・オーケストラ・カルテット」のメンバーは・・・
えー、「シャーマンブラス・コンセルバトワール・シンフォニック・フィルハーモニー・パリ・ロンドン・ウィーン・ウィンド・テノール・テナーバス・バス・スライディング・トロンボーン・アンサンブル・オーケストラ・カルテット」の曲目は・・・

会場係:時間です。撤収して下さい。

・・・馬鹿馬鹿しいお話でした・・・

(追伸)
井上誠司・真美子ご夫妻、末永くお幸せに・・・

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2009年2月 5日 (木)

ブリ大根を作ってみた(リベンジ)

(取材日:1月27日, 2009)

ブリ大根を作ってみたくなったので作ってみた。
しかしその味は・・・失礼な書き方かもしれないが、セルフサービスのメシ屋や一杯飲み屋で、大皿に盛ってあるブリ大根を上司が取ってきて電子レンジで暖めて「まあ喰えや」状態・・・ブリ臭い、酒臭い、大根苦い・・・廃忘・・・
「な、納得いかん!」

というわけで、再チャレンジである。

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まず、米のとぎ汁は本物を準備する(今日の主食は強制的に米)。

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1人なので大根は半分ずつ購入なのだが、今回は苦みが少ない葉に近い方を採用(・・・リベンジするなら1本買っておけば割安だった・・・結果論・・・)。切り方は昨日と同じだが、長時間の煮込みに備えて面取りする・・・ここまでやると「愛」を感じるけど、食べるの1人だし・・・でも今回は「闘」である。地味な技が決め手になることもあるのだ。
茹で時間は30分確保した。これで味が染み込みやすくなるはず。
出汁も取ってその中に茹で上がった大根を入れ酒と醤油で必要最小限の調味をして・・・何故か紺野家では先祖代々みりんを使いません・・・次回は試してみます。

ここから一気に決めに掛かる。
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ブリを湯がいて、生姜とブリを入れて10分間中火で煮込む!

おーっと、場外乱闘ダー!
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ここで、ブリは鍋から取り出して実況の会議机・・・じゃなかった・・・別に皿に移しておきます。そして、食べる時に椀にブリを入れ、そこに大根と出汁を張ります。そして、汁側は過度に煮立たないように細心の注意を払いながら加熱を続ける・・・この緊張感は、もはや食事ではない・・・右の写真は1時間後の食べかけです。歯形がつかないぐらい大根が煮えてます。

10分後:大丈夫→30分後:60分後:大丈夫→120分後:大丈夫・・・
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大根にだんだん味が沁みてきて、昆布や椎茸からも出汁がどんどん出てきて、結構旨かったです。金沢の五六八には及ばないけど、今回はTKO勝ちかな。この日は店に売ってなかったけど、アラがあればKOできたかもしれない。

いずれにせよ、凄まじい手間である。当分の間、ブリ大根組とのダッグ戦は遠慮したい。

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ブリ大根を作ってみた(敗北)

(取材日:1月26日, 2009)

ブリ大根を作ってみたくなったので作ってみた。
正直言って、ブリも大根もあんまり好きじゃないです・・・でも、そういえば、金沢の「五六八」のブリ大根は旨かったな・・・ちょっとつまんだだけで軽く5千円の店なんだけど、ブリ大根は500円なのでした。
というわけで、あまりモチベーションも高まらないまま、ネットで検索して料理法を見つつ、早速調理開始。ちなみに、ゆっくり食べつつ最後にうどんで締めたいので、汁が沢山入った鍋タイプにします。

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大根は米のとぎ汁・・・今日はご飯じゃないので小麦粉で代用
で10分間茹でる。切り方は正式には「大きめの乱切り」らしいけど、私は半月切りが好き。10分後、大根を取り出し・・・ここで、何となく芯が残っているのが気になったので、別途昆布と干し椎茸で出汁を取っていた土鍋に移して、もう10分煮てみた。

ブリは高知産天然物。
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これを湯がいて臭みをとる。

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大根が入った土鍋に酒と醤油各お玉一杯を入れて調味し、そこに湯がいたブリと薄切りの生姜を入れ、中火で10分間煮込む。

G0902052pic8薬味に針生姜を添えて完成!

それで味ですが・・・最初から期待してなかったので、まあまあ、食えると言えば食える感じかな。ただ、欲を言えばもうちょっと大根に味が沁みてれば「心に沁みる北国(「ほっこく」と読む)の味」なんだろうねぇ・・・嗚呼、金沢は、金沢は〜〜!

というわけで、弱火でことことと煮込んでみることに・・・

ところが、これが根本的にいけなかった。ギャーッす!

臭みが強調されちゃってどうにもならない。
その味は・・・失礼な書き方かもしれないが、セルフサービスのメシ屋や一杯飲み屋で、大皿に盛ってあるブリ大根を上司が取ってきて電子レンジで暖めて「まあ喰えや」状態・・・ブリ臭い、酒臭い、大根苦い・・・廃忘・・・

ちなみに、ブリも大根も単独で食べれば何とか食えました。完食!
出汁を絡めて一緒に食べなければ大丈夫・・・どこがブリ大根なんだか・・・

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2009年2月 3日 (火)

マンボはアドリブでイタダキ!(その6)

♪アー、ウー、マンボ!

こんにちは、マエストロマンボウです。
これから○回にわたって、ゴキゲンでマンビーなマンボソロについて、一緒に考えていきたいと思います。左の文章は「これから・・・考える」ってことです。なので上手く行くかどうかは別です。ま、何とかなるでしょう・・・

さて今回は、ちょっと微妙な話です。
といっても、アボイドノートやコードのずれの話じゃありません。

吹奏楽やビッグハンド特有の話なのですが、多くの曲が「テーマ(合奏)」→「ソロ(アドリブ)」→「変奏部分(合奏)」・・・という流れになります。それで、ソリストがうっかり、後から出てくるはずの「変奏部分(合奏)」を先に吹いちゃうと・・・結構あり得る話です。

それ以外にも、「変奏部分(合奏)」を彷彿とさせるようなフレーズがあります。

T090203pic1
リズムを強調した「いかにも」って感じのフレーズ。

T090203pic2
「八分ズラ」の後に「いかにも」って感じの決めっぽいのが入るフレーズ。
サックスセクションがパラパラやった後で金管群がだめ押しするパターン。

T090203pic3
上の逆。「いかにも」って感じの決めっぽいフレーズの後に「八分ズラ」でダメ押し。
金管群が派手にやった後でサックスセクションがうねうねとだめ押しするパターン。

T090203pic4
某有名大楽団がやりそうな「いかにも」って感じのフレーズ。最後のダウンの感じも微妙。

T090203pic5
「いかにも」って感じの大楽団の終わりっぽいフレーズ。バリサク完備(笑)・・・

これらの譜面は、全体合奏に向いた音型のようです。

具体的な対策は・・・難しいところなんですが・・・
○一旦「八分ズラ」を始めたら暫くの間粘る。
○特に書きソロは、曲の展開とか主題(テーマ)の重視とか必要以上に考えないで、思いついた順に書いて行くとか、途中でフレーズ間の係り受けがおかしいと思っても戻って前のを直さないとか。
○あっちこっちに「飛ばし」(「なんでこのタイミングでこのフレーズが出てくるの?)的な意外な展開)を入れる。
○即興の人は、変奏部分とは別に、普段の手癖で吹く。書きソロも吹きながら書く。

要は「即興感」なんですが、理論と関係ないだけに、(人によると思うけど)なかなか難しいところです。

間違いではないし、編曲として優れていればいるほど、工夫すればするほど「変奏」を感じさせてしまう面があるので何とも言い難いところではありますが、一応気にしてても良いのかもしれません。

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2009年2月 1日 (日)

マンボはアドリブでイタダキ!(その5)

♪アー、ウー、マンボ!

こんにちは、マエストロマンボウです。
これから○回にわたって、ゴキゲンでマンビーなマンボソロについて、一緒に考えていきたいと思います。左の文章は「これから・・・考える」ってことです。なので上手く行くかどうかは別です。ま、何とかなるでしょう・・・

前回のセリフ。

>バップ路線は、ジャズが頭の中で流れている人じゃないと重労働かも。

というわけで、普通に音階とか分散和音にテンションやブルーノートを織り交ぜたネタで、自然な流れできれいに行きそうなのを考えてみました。ゴキゲンかどうかはよくわかりませんが(その前にホルンで吹けそうもないけど)、良さそうな部分をつまみ食いしては?

ところで、ここまでの「格言」。
☆リズム編
1) リズムに2小節単位のスケルトンがある。(下の譜面の「・」は8分休符、「|」は小節線です)
 その1:「♪・・♪・・♪・|・♪・・♪・♪・」
 その2:「♪・♪・・♪・♪|・♪・・♪・♪・」
2) ラテンの頭抜き:小節や拍の頭の8分音符を休む。
3) ラテンの裏々:拍の裏々の音を重視。
4) 最後にボン:フレーズははっきり終わる(何か音を付けるとやりやすい)。
5)八分ズラ:8分音符をズラズラ並べてアドリブが基本。

☆フレーズ編
1) 聖者の行進:最初の音→3度上→4度上と移る音列。
2) 基本はジャズ:定型フレーズ使えます。
3) 戻し戻し:単純な音階や分散和音を途中で戻して音域を節約。

とりあえず、MIDIの音です。3コーラスあります。

譜面です。通しのはありません(要らないと思うし)。ついでに、解説が簡単でスミマセン。
T0902012pic1
以下、アーティキュレーションも省略します。スミマセン。
T0902012pic2
T090210pic3
注記:
裏タン:「裏拍だけタンギング」の略です。普通は全部か拍の頭でタンギングしますが、裏拍だけのタンギング(譜面のスラー参照)を使うとアフタービートが強調されてジャズっぽくなります。これで、イマイチな八分ズラでもアドリブに聞こえちゃいます?・・・ま、譜面より腕ってことで・・・
裏拍のみ:ネタ切れしそうな時に使えるつなぎです。

コンデミ:Combination of diminish scale(減3和音組み合わせ音階?)
最初の音→その半音上→その全音上→その半音上→その全音上→・・・・・・・
を繰り返す音階です。
ホールトーン:Whole tone scale(全音音階)
最初の音→その全音上→その全音上→その全音上→・・・・・・・・
を繰り返す音階です。

現場で連発するかは別としても・・・これらを連発する音楽は「ゴキゲンなマンボ」とはあんまり関係ないジャンルのような・・・でも、覚えておくと便利な音階です。
(大楽団や吹奏楽の難しい曲の譜読みにも便利か・・・)

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この記事にトラックバックが付いてますが、音楽のマンボとはあまり関係がないようです。むしろ食材としてのマンボウに・・・あまり関係ないような・・・

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