その後、一部の方(1名)からお褒めのお言葉を頂いたので、自分をもうちょっと褒める文章を書き足します。いや、それほどでも・・・もっと褒めて下さい、ハハハ・・・
♪アー、ウー、マンボ!
こんにちは、マエストロマンボウです。
これから○回にわたって、ゴキゲンでマンビーなマンボソロについて、一緒に考えていきたいと思います。左の文章は「これから・・・考える」ってことです。なので上手く行くかどうかは別です。ま、結果的に何とかなりました。マンボ!。
さて、前回のウィンドファクトリー演奏会の反省会です。
凄く「※」
本文はあくまでも筆者の率直な感想であります。指導でも議論でもありません。
さて、演奏会で使ったマンボは「Too Late... The Mambo!」訳して「釣れたぜマンボウ!」です。
それでは、3人のフィッシャーマン達の竿捌きをとくとご覧あれ。
最後の3番目に登場するのは「土佐の千手観音」との異名を取る"紺野"氏。
紺野も本来は腕力の釣りなのですが、今回は船のオーナー(この曲の編曲者)なので、ゲストのホルン奏者の2人に座を譲り、大人しめな演奏を考えました。
あくまでも今回は編曲者自身での判断でして、たまたまの話です。ソリストはみんなが自由です。
ところで、自分の演奏なので客観的には見れませんが、演奏中に何を考えてたのかは思い出せます。演奏中は日本語で考えてるわけじゃないので(それじゃ間に合わない)、頭の中の翻訳です。
最初のフレーズはある程度心に描いてました。ただし、普通は全体の青写真を描いてて、そのとおりやらないのですが、今回は全体の青写真がない状態でソロの時間でした。この時点で不調は確定なんですが、それでも明るく頑張りまっせ!(頑張りは最重要です)
エキスパートを装うな!常にチャレンジャーであれ!
(♪チャレンジャー・・・軍隊行進曲か、いいねえ)

" No bites. " 和訳:喰いが悪いな。
ピックアップトーンは吹いてません。
大人しめにやるならむしろ何か吹いてストップタイムしないようにすれば良かったかもしれないんですが、フレーズ出て来なかったのでやり過ごしました。頭が働かない状態で、何となくの一抹の不安を抱えながら・・・先延ばし・・・

" Mediun! Good job! "
前半のフレーズは事前に意識してました。明るいラテンな感じで。
後半は次の4小節へのアウフタクトです。
3小節目の最初の音はアボイドノートっぽいですが、Fのコードを「C7→F」に分割して考えてます。TonicのFに1拍遅れて進むので「Delaied resolve(遅れて解決する)」と呼ばれています。
4小節目は「戻し戻し」ですね。

" Mediun! Good job! "
(気分)同じ感じで流してます。後半、簡単なフレーズにしたけど、攻める手もあったかも。思いとどまりました。それで良いかと。

" Mediun! Good job! "
概ね転調にはついて行っていると思います。ニアミスはあるけどミスはなし。
ホントはミスあり。一番右の小節もコードに合わせた方が良かった・・・ちなみに、詳細を把握しないままステージに上がりました。ゴメンナサイ・・・でも、現場で悪い感じはしないです。
(気分)一応、転調はスケールで整理していたつもりだった。
前半、同じ音型をリズムを変えながら繰り返しています。これも「戻し戻し」の1種で、客も聴きやすいし、自然とシンコペーションが出現してカッコいいです。

" No, small one! "
これもコード感から外れないで吹いてます。ただ、編曲者的なネタを知っての演奏で、緊張感がイマイチなソロかな。ライブ向けというより録音聴いてナルホド系。
(気分)ホントは(失念も多々あったため)結構な緊張感あった。現場では何とか捩じ込んで捌けてた感じもしてました。
率直な感想として「しかしまぁ、上手いもんだねぇ・・・」って感じかな。
偶数番目の小節の頭で「♭9」を使っています。このあたりで今回のソロのカラーが出ているのかもしれません。ただ、何がいけないのかわからんけど、3小節目がなんかイヤらしいのであまり好きじゃないです。この楽節の釣果では最も安定した型だけど、やっぱり" Small one(小物)" かな。

" Mediun! Good job! "
普通かと・・・一部伴奏と合っちゃってるのが惜しいけど。
(気分)伴奏と合っちゃった瞬間はやばいと思ったけど、時既に遅し。自分のアレンジ曲は要注意ですな。悪くはないと思いますが。
全体の感想ですが、個性はあり、良くも悪くも誰が吹いてるかはわかりますね。
フレーズもこんなところかな。
個人的には自分の演奏なんで飽き気味ですが、どうっすかね???
紺野氏の釣果:マンボウ×5(中型4、小型1)
3人の釣果:マンボウ×16(超大物1、大物3、中型7、小型5)
お褒めの言葉は「いつもと違ってクールだね」でした。実は学生時代の前半はクールに歌うスタイルでした。それで、どうやってクールにするのかと言うと、
(1)「Delaied resolve」や♭9をちょっと目立つように使います。嫌味にならない長さや音型にするのがコツ。すると、むしろメロディーが柔らかくなってコードの捌きが「クール」になります。
(2)タンギングを微妙に使い分けてます。音量・音色の変化やフレーズの複雑化だけでなく、こうやって発音で表情を付ける方法もあります。
こんな感じでクールなソロができます。
「さあ皆さん、今日も柔らかいフレージングと舌使いでクールにマンボリマしょう!」と言いたいところなんだけど、
ビッグバンドや吹奏楽などの大編成で、しかも皆が一生懸命練習して年1回の演奏会で派手な曲でバンドに散々盛り上げられた後で「はいどうぞ」とやられた場合、クールは聴衆やメンバーからあまりウケないのです。いや、きっとどこかに「しみじみと紺野君大好き」という人もいるんだろうけど、積極的に批評する客層やバンドを盛り上げようと頑張っている幹部連中と同一人物ではないと思われます。
ってことは、ある程度派手吹きができないと最悪の場合「そもそもソロが回って来ない(笑)」ということになり、クールもへったくれもなくなります。惜しむらくは今回もっと音数を減らしてもっと抑制を利かせる方法もあったんだろうけど、何となく音数埋めちゃうのは、長年の経験での「生活の知恵」なのかもしれません。
悲しいけど経験者は語る。
ただ、派手だろうが地味だろうが、音楽性は同じだと思うんですがね。
もちろん、上手い下手を決めるのは聴衆、曲を決めてソロを振るのは幹部連中なんで、私ごときがどうこう言う話じゃないんだけど・・・
ま、こんな吹き方もあります。
そして、最後に言いたいこと。
「フォルテを封印した独奏でもここまで微妙な表情付けができるんだから、バンド全体だったら、派手一辺倒でない色々な色彩感が出せるんじゃないでしょうか?」
・・・完・・・また来年もラテンやりたいですね。
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