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2007年10月22日 (月)

編曲時間 その2

編曲がかなり忙しくなっている今日この頃。
ところで、モーツァルトは1週間で交響曲を書き上げたらしいが、実際に可能なものだろうか?・・・前回の実験はこちらです。簡単に繰り返すと、四重奏の場合、人数が同じ既存楽譜があるなら1時間の編曲時間で演奏4分、大きな編成を小さくするなら演奏1分程度。

さて、大編成になるとどうか?
今回は、シャーマンブラスで使う曲(演奏会前なので曲名は極秘。普通のクラシック)の編曲を試みた。原曲は管弦楽で、編曲後の編成はトランペット5人、ホルン1人、トロンボーン5人、チューバ2人の13パートの金管アンサンブルだ。原曲のパート数の方が圧倒的に多いので、これも大きな編成を小さくする作業になる。

ところで、具体的にどうやって作業するのかというと、まず、CD、インターネットなどで曲の演奏を探して聴きます。ついでにMIDIを探してダウンロードして、ノーテーションソフト(Allegro)で開き、コピーして貼り付ける・・・のではなく、楽譜になったMIDIを見つつ、ネットで見つけた演奏例を聴きながら、パート割りと音域、和声とバランスなんかを考えて、楽譜を書いていきます。ちなみに、大編成のMIDIやポケットスコアの類は、豊富なアナリゼ(曲の理論的解読)の時間があるならともかく、素早く作る場合はあまり役に立ちません。耳コピの方が早いです。編成を変えることは結局、音域の問題や、割り切れない人数の関係で、和音などは完全に考え直して書き換えるしかありません。その意味では、むしろ、単純化されているコード標記とか、ピアノのMIDIやピアノソロ楽譜なんかが役に立ちます。

参考にしたMIDIや演奏例のリンク先は、今示すと曲名がわかっちゃうので、来年1月の演奏会以降にページにシャーマンブラスのページにリンクを張るつもりです。ありがとうございました。

さてさて、どれぐらい時間がかかったのかというと、バラツキはありますが、平均して1時間の編曲作業で演奏30秒でした。1日8時間の編曲労働で演奏4分。1週間5日なら演奏20分です。交響曲にはちょっと足りないですね。モーツァルトへの道は厳しいですな。
ところで、編成が3倍になっても半分の時間で済むことがわかった。このデータ(?)から推測すると、30パートの編成だと1分を書くのに約3時間かかる。ホントかね?
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